2016年01月21日

橋本左内

平成28年1月16日
有田中で開催の2年生立志式によせて
栗山教育長から
幕末の志士橋本佐内著啓発録から
引用されて4つのことばをお話しされました。
ウィキペディアから引用しました
以下
● 稚心を去る〜稚心とは「幼心」のこと。つまり「子供っぽい心」のことである。これは人間だけにあてはまるワケではなく、例えば果物や野菜などでも、水っぽくて成熟してない時期を「稚」と呼んだりする。世の中なんでも、この「稚」から卒業しないうちは発展しないが、13歳や14歳になって本格的に勉強を始めねばならない頃になっても、この幼心が少しでも残っているならば物事は何も上達しないと思われる。

●氣を振う〜本気で勉強を始めたら、決して人に負けてはならない。むしろ負けることは恥だと考えて、常に油断なく頑張る気持ちを持たなければならない。つねに気を奮い立たせる心がけこそ重要である。

●志を立つ〜せっかく頑張ってやろうと決心しても、行き先が決まってなければ意味はない。私は何を勉強しよう、勉強してどんな人になろうという目標を、はっきりと定めるべきだ。一端 志を立て、こつこつ努力してゆけば、どんな人でも必ず成長する。それは、ちょうど江戸に向かって出発したようなもので、今朝 ここをたてば、今晩は? 明日の晩は? どこそこにいる!というように、どんなに足の弱い人でも、だんだん江戸へ近づくのが道理だ。したがって、心を一筋に決めてかかれば、どんな偉い人にでもなれるはずである。

●学に勉む〜志を立てた以上、努力して勉強に励むことが肝心だ。勉強とは、ただ本を読む、字を書くということではない。それらはただ学問の手段であって、二階へ上がるはしご段のようなものにすぎない。これらを通じて真に自分の知識を豊かにし、心を練り鍛えてゆくべきである。すぐに嫌になったり、成績が良いといって鼻にかけたり、逆に悪いからといって悲観したりするのは、真の勉強とは成りえない。

●交友をえらぶ〜友達の中には益友と損友とがある。損友はすぐに心安くなりやすいけれど、自分の為にはならないものだ。逆に、益友には とかく気づきにくい。時には面白くないこともあったりするだろうが、本当によい友達と交わってこそ、相手のよい所を見習い、自分の欠点をなおすことも出来る。したがって、友達を択ぶことは勉強するものにとって、たいへん大切なことなのである。










Posted by 八並区青少年育成区民会議 at 00:59 | Comments(0)
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